スペイン代表-イングランド代表

昨日は外出していたので、スペイン対イングランド、すっかり見逃しました。どうも世間では試合内容そのものより、スペインサポーターが黒人選手に対する差別行動をしたのが話題の中心なようで。それに対する世間の反応は大体スペインが幼稚というものが大半みたいです。
それは正論だと思うのですが、そこから個人的な意見を少し。
元々の発端、スペイン代表アラゴネス監督がレジェスに言った発言はこのようなもの。「あの黒いやつ(=アンリ)に、おまえの方が上だと教えてやれ。おまえは最高だ」。
アラゴネスや差別する人間をとりたてて擁護したいわけではないですが、「あそこの鼻でかいやつが〓って言ってたぜ」と同じレベルで「あの黒いやつが〓」って言えるのが、本当に差別が無いと言える状態だったりするのかな、と思いました。自分には英語やスペイン語のニュアンス等は全くわかりませんが、黒いやつ等の単語に過剰に反応するのも、差別問題を大きくしてるような気がします。
英国がアラゴネスの一言をいつまでも引っ張ったのも絶対一つの要因だと思うなあ。(アラゴネスは既に謝罪してるのに、試合前の監督への質問でエリクソンにも黒人発言うんぬんふっかけてたようだし)なんとなくスペインサポーターは面白がってやっただけのような。
う〓ん、やっぱり少しスペイン寄りですかね。別に差別を肯定するわけじゃないんですけどね。
でも身体的特徴なんて消せるわけじゃないんだし、黒いというのは事実なんだから、そこに過剰に反応するのはおかしいなんて僕は思うわけですよ。もっと気軽に黒いのって言っていいと思うんだけどなあ。要は受け止め方だと思うので。言った当人と言われた当人に差別意識がないなら言っていいと思うんですよね。 まあ黒人がそう言われるのが嫌だっていうならしょうがないけど、それを嫌がるっていうのもおかしな話ですよね。
このニュアンス伝わりますかね。