フォリクラで見たちょっとええ話-ディエゴ・フォルラン編-

 「点を取れないプレッシャーも大変なものだけど、そんなの歩けない苦しみに比べたら何でもないことだよね。僕の姉は17歳のときに事故に巻き込まれて歩けなくなってしまったんだ。僕は12歳だった。いろいろ試したけどどれもダメで姉は歩けないままなんだ。でもね、医者が約束してくれたんだ。そのうち歩けるような治療ができるって。それが僕の夢なんだよ」「僕はキレ安い性格だったよ。でもね、そんなことじゃダメだと思ったんだ。いつも自分の体に気をつけて、健康でいることが一番大切だって分かったから。健康が一番。お金なんか問題じゃないよ。つまらないことで健康が失われるかもしれないんだから」

「姉はモデルになりたかったんだよ。実際いろんな事務所から誘いがあった。今は心理学者を目指してる。博士号も取ったんだよ」「僕の家族にとって助け合うのが一番なんだよ。お金じゃない。助け合える家族がいるのが一番なんだよ。僕のマンU移籍はお金の面で姉を助ける結果になったけど」「僕の本当のゴールはね、姉がまた歩けるようになること。そんな姉に希望を与えたい。だから去年僕が点を取れなくても絶対にめげなかった。絶対に自信があったし、弱音は吐けないと思ったんだよ」「僕がダメな時もみんな優しくしてくれた。監督やスタッフもいつも励ましてくれた。今年はやらなくちゃね。CLも勝ちたいし、僕は他のマンUの偉大な選手と肩を並べたいんだ!」「姉のためだよ。お金も名声も賞賛も要らない。姉が歩けるようになれば」

泣かすなよ・・フォルラン。そしてリーガのピチーチ予想でエトーに賭けた俺の500円返してくれよ・・・(器オチョコ人間)