モーヲタががんばっていきまっしょいを見るとこうなる05.09.13


偽マコこと相武紗季目当てというだけで、ここまで見てきたがんばっていきまっしょいも遂に最終回。結局最後まで何が言いたいのかよくわからなかったんですが、それでも最後まで見てこれたのは、狼のみんなとNEWSのメンバーで検索してくるジャニーズ好きのみなさんのおかげです。



正直言って、キャラの深みがない脚本の連続で、これを通じて女性陣が更に魅力的に映るなんていう付加価値が全くないドラマだったんですが、それでも私に錦戸亮君と、田口淳之介(と内メンバー)を認識させてくれたというだけでも、このドラマを見てきた価値はありました。ジャニーズは最高やなあ。

肝心の最終回、その内容なんですが、結局主人公がボートに乗らずに大会が終了するという本当にワケのわからない内容。



しかし、よく考えるとここまでの展開も、ボートに対してがんばってる姿はほとんど描写がなく、基本的には人格破綻した主人公とそれに振り回される周りの人間という構図だけを丁寧に描いてきたドラマ。今更、がんばった、勝った、ワーイと言っても、それはそれで視聴者置いてけぼりだったのかもしれません。



そして早々にボート部のお話は終わり、後半はその後の彼女達のお話を映し出します。ここで驚愕だったのは、主人公がボートのことをすっかり忘れて、カメラの勉強がしたいなどと思いっきり思いつきのような進路を語りだしたこと。そしてここで私はようやく理解したのです。
このドラマはがんばるボート部を描きたいのではなく、部活動を通じて成長していく少女を描きたいドラマだったのだと。

そう考えると別にボートじゃなくてもなんでもよかったということで、まあ実際ドラマを見終わってそんな印象しか残ってないのですが、そこでボートに異常にかける主人公の初期設定とドラマ全体の流れの乖離が起きており、結果どうにも視聴者が感情移入できないこのような(うんこ)ドラマができあがってしまったのでしょう。
以上、考察終わり


それにしても急な謎の内君降板で、突如現れた田口キュンですが、これは非常にめっけもんでした。特筆すべきはこのめっちゃいい笑顔で、この素晴らしさはドラマ全体の見所3割は担っているでしょう。

杏ちゃんへの告白を後押しする田口キュン



相武紗季さん
岩佐真悠子さん
ありがとう、貴方達がいたから僕は見続けられました。


最後に一応錦戸君の告白シーンもあったのですが、非常にコメントしづらい結果
リアクションねえ〓


そして売られていく杏ちゃん。すごく・・・感動的です。

というわけで、初回から文句ばかり書いてきて、全く後ろ向きなレビューしかないのですが、それでも最後までやってこれたのは、それなりに語るべきところのあるドラマだったのかな、という気もします。嘘ですけど。
まあドラマ制作の皆さんも、ここまで見続けてきた皆さんもご苦労様というところで。