リバプール-アーセナル

セリエ日本人対決とイタリアダービーに挟まれて、ひっそりと行われていたプレミアビックカード。しかしリバポはFWジブリル・シセミラン・バロシュルイス・ガルシアが皆故障という大スクランブル状態。代わりに出てきたのはシナマ・ポンゴユとユース上がりのメラー。スタメン一覧を見た時、ほとんどの人が「メラーって誰?」状態だったでしょう。僕もですけど。
対するアーセナルは2トップにアンリ、レジェスのほぼベスト布陣。なんでこんなに丈夫なんですかね、アーセナルは。やっぱ上手いからか。
試合はリバポがガンガン押しまくりだったのですが、FWがなんとも頼りない。中盤の力比べは負けていないのですが、FWの差でガナーズだろうな。という見立てでした。が、シャビ・アロンソの綺麗なミドルでリバポ先制。ほんと中盤で点取るしかねえ、って感じでした。
ガナーズはアンリがベスト状態ではなく、いつものスピードが全然無かったですがテクは健在、アンリ→ピレス→ヴィエラのフレンチコネクションで同点にします。いやー美しかった。
苦しいながらも1点取り返したことで勢いが出て、そこからは6:4ぐらいでアーセナルペースだったと思います。
そこで満を持して出てきたのが、オーウェンの移籍でおまけとしてレアル・マドリッドから送られてきたヌニェス。まあ去年からマドリを見てた人は当然わかっていたのですが、改めてズッコケました。こりゃひでー。
前線はめっきり落ち目のキューエル、ユース上がりのメラー、ズッコケヌニェスという面子で、リバポには引き分け御の字というムードが漂っていたと思います。しかしロスタイム終了直前、ゴールキックキューエルとキャンベルが競り合い、こぼれたボールをメラーがシュート。ものすごいボールがアーセナルゴールに突き刺さりました。そこで試合終了。マジで声出ました。「ヌアッ」みたいな。
メラーの実力というよりはラッキーゴールという印象ですが、本当にすごいゴールでした。これでアーセナルは2敗目。リバポグッジョブですよ。
どうでもいいことですが、試合中粕谷が何度もセスクを「うまいねぇ〓」「落ち着いてるねぇ〓」と褒める声がキモクてしょうがなかったです。お前に言われなくても、セスクがすごいのみんなわかってるから。