とんねるずのみなさんのおかげでした2005.06.02

矢口さんは最近いろんな番組にたくさん出演されるそうで、それは大変喜ばしいことだと思うのですが、ぶっちゃけハロプロとの関係性を排除した矢口さんに自分は興味を見出すことができないので、今までまともに出演番組を見たことがありませんでした。
しかしとんねるずとの絡みで矢口さんがどのように振舞うのか、少し興味があったので今日の番組は見てみました、以下感想。
最初から、「オイラは娘。のお笑い担当ですから」と発言するほどのスキルが矢口さんに備わっているとは感じていなかったので、矢口さんがピンでこれからやっていくには、いじられキレるキャラが最適なのではないかと考えていたのですが、今最大にいじるべきネタである彼氏ネタや脱退ネタは結局ハロプロに所属しているという現状ではタブーであるのか、矢口さんが自分の価値をワンランク落として笑われキャラになることをオーラで拒絶しているのか、とにかく終始腫れ物というかお客様な扱い、かと言って自分のトークで展開していくというスキルもないので、辛らつに言えば完全に空気でした。それだけならまだいつものキャハハ笑いで、画面上の賑やかしとして存在できていたのかもしれませんが、一緒に出た鈴木紗理奈若槻千夏という面子が最悪で、この2人の確立された芸風、いじられキャラとしてのポジショニングの上手さ、ネタの仕込み具合は丸っきり先行の矢口さんを前フリとしてしまっており、悲惨なほどの番組における印象度に差をつけられる結果となってました。
まあこの2人、特に若槻さんに勝てるバラドルなど今の芸能界に存在しないのですから、相手が悪かったと言ってしまえばそれまでなのですが、それを言い訳にして何の対策も練らないまま現状の芸風で続けても、矢口さんのお茶の間定着は難しいのではないかと思いました。そしてここまで書いておいてなんですが、最後の方には見ている自分が悲しくなってきてしまったので、これからも矢口さんの出演番組はチェックすることはないと思います。