アルビレックス新潟-セレッソ大阪

Jリーグ屈指の好カード、ジェフ-ジュビロを差し置いて何故この試合?と思ったら残留争いなんですね。とっくに決まってるのかと思ったら勝ち点差1という熾烈な争いだったようで。
後半から視聴。
セレッソが1点リードして折り返した後半、やはり守りたいという気持ちになってしまったのか、ホームの新潟の強さなのか、攻められまくってましたね。50分に同点弾を決められ、その後も新潟ペース。その時点で柏リードの情報。
ああ、こりゃダメだって感じでした。その中でも何度かチャンスを作ってたのですが、ゴールには至らず、大久保の会心のヘッドがポストに当たった時に自分は「大久保ってこういう星の下に生まれてきたんだな。大事な所で運に見放される運命の人なんだ」とそれまでの大久保を思い返すと共に、マジョルカでの活躍の夢が萎むのを感じました。
しかし、柏が同点にされたとの情報が入り、そして新潟のPK。(これがPKというのが妥当だったかは疑問ですが)PKを蹴りにいったのは大久保でした。メチャメチャ緊張しました。こんな場面のPKキッカーがどういう気分なのか想像もできません。自分はセレッソの残留を願っていたわけではなく、ただこの先に続くマジョルカでの成功を重ねてしまいました。ここで決めれない男がリーガで成功なんてできないぞ。そんな気持ちでした。
そして今まで日本の期待を裏切り続けてくれた男はPKを決めてくれました。解説の西村さんも言ってたし、自分も感じましたが、最初から蹴るコースは決まっていたのでしょう。インタビューでも「ただ最高のボールを蹴ろうと思いました。」みたいなことを言っていたと思います。
メチャメチャ興奮したし、泣きそうでした。どう見ても自分は調子のいい人間ですが、とにかくよくやった大久保といいたいです。
きっとスペインでもやってくれるといいたいです。リーガでも応援するぜ大久保。